「タイムホロウ 奪われた過去を求めて」クリア感想

私コナミのソフトどれくらいやったことあるのかな？と気になって、wikipediaの主なソフト一覧で調べてみました。

イーアルカンフー
グーニーズ
悪魔城ドラキュラ
スナッチャー
グラディウス
パロディウス
ツインビー対戦ぱずるだま

くらいですね。
クリアしたのはスナッチャーだけです（笑）
とはいえクリアできなかったソフトもどれも面白かったです。音楽もけっこう心に残ってますね。
グーニーズは「グーニーズはグッド・イナフ」の旋律でしたし
悪魔城ドラキュラ（ディスクシステム版）の音楽は当時ぬきんでて格好よかったですし
イーアルカンフーはうっかり鼻歌うたってしまうデキです。

しかしこのラインアップ、私どうやら最近はコナミに縁がないようです。

私のややオタクっぽいソフト選び傾向からして「幻想水滸伝」シリーズは入っていそうなものですが、実際何度も買いそうになったにもかかわらず、運命のいたずらにより未プレイです。

タイムホロウ 奪われた過去を求めて

• 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
• メディア: Video Game

このゲーム、なんと、発売元は天下のコナミ様です。コニャ～ミ。

前振りが長くなってしまいましたが「タイムホロウ 奪われた過去を求めて」についてです。
アドベンチャー物をいろいろやってみよう作戦の一環としてプレイしました。

主人公の名前が歩郎（ほろう）
飼い猫の名前はフォ郎
ソフトパッケージにホロ加工

そんなゲームです。

よかったところ
・キャラクターの絵が可愛い
・キャラクターの設定もいい感じ
・グラフィックはDSにしては綺麗なほうなのかも

微妙だったところ
・タッチペン必須
・音楽が暗い
・ストーリーも暗い

ホロウペンの使用回数を制限することによってゲーム性をもたせているのかもしれませんが…この制限回数はいらなかったんじゃないかなと思います。制限回数があっても、結局フォ郎探しで満タンにしてしまうし。そのかわりホロウペンでもっといろいろ試させてくれたほうがよかったです。
でもタッチペンで丸を囲むという操作を受け付けるために、「ここだ」というところでしか使わせてくれない仕組みなのかもしれません。

何となくゲームから「お金かかってる感」が立ち上ってきます。スタッフロールも長く、多くの人が携わっているに違いない。そのわりになんかちぐはぐな感じです。
可愛いキャラクターデザインなのに終始暗めの音楽（心地よく感じる音をあえて外しているかのようなアヴァンギャルドな旋律）。
ストーリーは常にシリアス。笑いはなし。
部分部分をとってみたら悪くないんだろうけど、組み合わせの妙ならぬ微妙さをかもしだしてしまっています。

「タッチペンを使うこと」にゲーム内容も振り回されている印象をうけます。ゲームのキーとなるアイテムからしてホロウペンですものね。
ただ、これは私がタッチペン好きじゃないからそう感じるのであって、積極的にタッチペンを使いたいタイプの人からはまた違った感想が出てくるのかもしれません。

つい見る目が厳しくなるのもたぶんコニャ～ミ様のソフトだからです。
あのロゴを背負ってくるからにはそれなりのものなんだろうな？と期待してしまうではありませんか。
ただエンディングの後味はいいので、その点に関してはよかったです。

キャラクター設定は好みな感じだったので惜しいです。主人公の家族や友人たちもそれぞれ特徴が出ていてよかったです。せっかくだからもうちょっと別のストーリーも見てみたいです。